今回の工事は、雨漏りの修繕工事ですが、屋根全体ではなく、雨漏りが発生している箇所のみの部分カバー工事を行わさせていただきました。
工事施工面積は、お客様とお打ち合わせにて決定しました。
このような工事方法も、コストを抑えた方法の一つとして、今後もご検討されているお客様にご提案し取り入れていきたいと思います。
使用した屋根材は、定番のダンネツトップ6-1ワイドルーフです。↓
https://ojimabankin.com/blog/217/132043
ちなみに工事を行った日は、10年に一度の大寒波と予報されている日でした。最高気温が2℃、風も強くめちゃくちゃ寒かったです🥶
既存スレート屋根の表面状態です。10年以上前に塗装工事をしたとのことですが、ところどころ塗装がめくれあがって、スレート屋根の下地が見えてしまっています。
この状態になると塗装が困難になり、塗装工事を行っても1年も経たないうちに、塗装が剥離してしまいます。この状態になってしまった場合に一番有効な施工方法が、鋼板屋根重ね葺き(カバー工事)です。
既存屋根が、スレート屋根(コロニアル屋根)であればほとんどの場合、施行可能です。施工できない場合というと、屋根の木下地(野地板)自体が劣化や慢性的な雨漏りの為、腐食している場合などです。
こういった場合は、屋根材を解体撤去し、木下地からの修繕工事。
あるいはスレート屋根の上に合板を施工し、新たに屋根の施工といった施工方法とのなりますので、通常の重ね葺き工事に比べて高額となってしまうので、普段からの点検、メンテナンスが重要です。
点検だけなら無料ですので、その際は是非ともご用命ください。
最初に軒先のスターターの取付と、両側の見切り材を施工します。
軒先、両側の見切り材の取付が終わり、ルーフィングを施工しながら屋根材を施工しました。
ルーフィング材(下葺き材)はグレードの高い、高級改質アスファルトルーフィング【ホワイトタディス】を使用しました。ルーフィングは後で交換がきかないので、ルーフィングこそ良いものを使うべきと思います!
https://tajima.jp/pdf/juken/tadis-white_2022_05.pdf
ルーフィングと同時に、屋根材を葺き進めていきます。
そして棟手前まで葺きあがりました、あとは棟板金、ケラバカバーを取り付けて完了となります。
↑棟板金の取付です。
↑棟板金取付完了です。 ↓ケラバカバーも取付完了です。
とても寒く、強風の中でしたが無事に完了し、ホッとしました(^^)
このような部分的な、施工方法もありますので、是非ご参考にしていただければと思います。
ご覧いただき、本当にありがとうございました。