鋼板製屋根材の比較

 

上の写真は、自社が屋根改修工事に主に用いる屋根材2種類です。

左側がニチハ(株)の横暖ルーフS(スタンダードモデル)、右側が(株)セキノ興産の6-1ワイドルーフです。

どちらもコロニアル屋根の上からの重ね葺きに適しています。

屋根材自体の価格は横暖ルーフの方が高くなります。横暖ルーフには写真のスタンダードモデルの他にもに3種類の上級モデルがありますが、今回はスタンダードモデルで比較を行います。

その価格の違いは、主に表の鋼板の塗装処理の違いや裏側に貼り付けてある断熱材の厚みなどの違いにあります。

両方共表面はカラーガルバリウム鋼板t-0.35です。どちらも塗膜15年、穴あき25年のメーカー保証となっております。



屋根材の裏側から見たところです。同じく左側が横暖ルーフ、右側が6-1ワイドルーフです。

横暖ルーフの裏地には硬質ウレタンフォーム断熱材、

6-1ワイドルーフの裏地にはポリエチレンフォーム断熱材が貼り付けてあります。



上が横暖ルーフを横から見たところです。下が6-1ワイドルーフを横から見たところです。

断熱材の厚みが一目で分かりますね!

このように表面のカラーガルバリウム鋼板にはほとんど差がありませんが、裏貼りの断熱材の厚みにより価格、性能の差が出てきます。

断熱材が厚いほど、真夏の直射日光などの熱を妨げる効果が大きくなります。

横暖ルーフと6-1ワイドルーフの厚みを実際に測ってみました。

横暖ルーフ(上)が一番厚いところで約10mm、6-1ワイドルーフ(下)は約3mmでした。

ここからは私の見解ですが、厚みからすると、断熱効果は横暖ルーフの方が優れているという事になりますが、そもそも改修工事(既存のコロニアル屋根へ重ね葺き)の場合は、屋根自体が二重になる訳ですから、そこまで断熱材の厚みにこだわる必要はないと思います。

コスト面、性能で考えて、6-1ワイドルーフで十分な断熱効果は得られると思います。

あとは、施主様の趣向やデザインへのこだわり、予算などを踏まえてお選びいただく事になります。

改修工事(重ね葺き)の仕上がりの参考ですが、上の3枚は6-1ワイドルーフです。既存の屋根はコロニアル屋根です。


下の3枚は横暖ルーフです。

ちょっと分かりづらいと思いますが、6-1ワイドルーフは約60cmおきに、縦筋が入ってます。

横暖ルーフは約3mおきに縦筋が入ります。この縦筋は、屋根材のジョイント部分です。

また、横暖ルーフは厚みがある分、重ね部分に段差があり、重厚感があります。一方の6-1ワイドルーフは厚みが少ない分、すっきりとした仕上がりになります。

この辺は、施主様の好みになると思います。


以上、今回はニチハ横暖ルーフと、セキノ興産6-1ワイドルーフとの比較をしてみました。少しでも参考にしていただければと思います。

機会があれば他の屋根材比較も出来ればと思います。

ありがとうございました!<(_ _)>