前回のブログではルーフィングまでの施工を紹介しました。
今回は屋根仕上げ工事を紹介していきます。
今回の使用屋根材は6-1ワイドルーフ カラーGL鋼板t-0.35ブラック色
です。
https://ojimabankin.com/blog/217/132043
まずは板金下地です。下り棟部分に捨て板を施工します。
この捨て板の役割は、台風や横殴りの雨などが棟板金の隙間から侵入してきたときの雨水を拾って、軒先まで排出させます。この捨て板は、取り付けない事も多いですが、ルーフィングが経年劣化、もしくは地震などにより破損や破れが生じた場合に、威力を発揮します。捨て板がない場合、ルーフィングが破れた場合雨水の侵入を容易に許してしまいますが、捨て板があることで雨水をがっちりと防ぐ効果があります。
以前にもご説明したことがありますが、屋根の中身はあとからやり直すことが出来ませんので、下地工事がとても重要です。
捨て板の施工の後に、木下地を施工します。
そして屋根本体を葺きだす前に、軒先スターターの取付です。
屋根本体施工します。
雪止め金具も取り付けながら施工していきます。
屋根本体が葺きあがり、続いて棟板金を施工します。
棟板金のジョイント部は、雨の侵入防止にシリコン材を施工します。
シリコン材は接着剤の役割も兼ねますので、棟板金どうしを強固に連結させます。
棟板金と、壁との取り合い板金が終わり、工事完了です。
以上で今回の工事紹介は終わりとなります。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。