今日は栃木市のお客様です。
鉄板屋根からの雨漏りのため、検討のうえ重ね葺き工事で対応することになりました。
通常の雨だと問題ないのですが、台風やゲリラ豪雨の時など、雨漏りが発生するとのことでした。
おそらく屋根のジョイント部分からの雨漏りと思われます。
今日は下地工事を行いました。
お客様が補修した防水テープが施工してあります。
屋根が小面積なので、12mm合板4枚での施工完了です。
ビスと釘で固定していきます。。
合板と外壁の付け根に、捨てシーリング施工し、へらで押し込みます。
合板が終わり、下葺き材(ゴムアスルーフィング)を施工します。
今日はルーフィングまでの工事となります。
この状態まで完了していれば、雨が降っても心配ありません。
念には念で、ルーフィングと外壁の取り合いも、さらに捨てシーリング処理をしました。
ご覧いただき、ありがとうございました。
仕上げ工事は2日後、屋根材は防水能力にすぐれた立平葺きで行います。
本日、仕上げ工事行いました。
屋根材本体です。
立平ロック32型、カラーガルバリウム鋼板t-0.4mm
色はダークブラウンです。
本体を葺き始める前に、軒先へ唐草を取り付けます。今回は少量なので自社加工しました。
唐草を取り付けました。続いて本体を葺いていきます。
屋根本体を葺き終え、壁際に貫板を取り付け、屋根本体と貫板の隙間に
面戸を取り付けます。これは、台風雨や横殴りの雨などの侵入を軽減するための部材です。
面戸を取り付け、次に雨押えを取り付けます。
雨押えの上端にシーリング処理します。
雨押えの上に、さらに水切り板金を施工します。
水切りの上端に、仕上げのシーリング処理をして、工事完了です。