今回は、外壁上部の漆喰の改修工事を、行わさせていただきました。
弊社の得意分野です(^^
塗装工事も提案されたのですが、長い目で見て、ランニングコストのかからない方法ということで、カバー工事になりました。
部分的に漆喰が剥がれ落ち、モルタル下地が露出している箇所も見られました。
このままでは外壁を張ることは出来ないので、胴縁(木下地)を取り付けてから、外壁材を張ります。
今回使用した外壁材は、金属サイディング縦張り7.5GL(ナナハンGL)
という外壁材です。裏地は断熱材(ウレタン)が充填してあります。↓参考
金属サイディングは、窯業系サイディングに比べ、非常に軽いためカバー工事に最も適しています。
弊社の車庫の外壁も以前このサイディングと同等のものをしようしていました。比較的風通しの良いこともあり30年間ノーメンテでしたが、下端のほうに少し錆が発生しただけで、特に問題ありませんでした。
漆喰の上に胴縁(木下地)を接着剤と併用して取り付けていきます。
漆喰の奥にある間柱に釘で固定します。
胴縁の取付が終わりました、次に外壁を張る前の板金下地を施工していきます。
上の写真は水切りです。外壁下端に水切りを取り付けます。名前の通り水を切る役割をします。この水切りは自社で加工してきました。
余談ですが、この金切りバサミが私の愛用品です(^^
水切りを取り付けた状態です。既存の水切りの上からカバーします。
そして上端には見切り材を取り付けます。この見切りはコの字形になっていてここに外壁上部を差し込んで張っていきます。見切りを付けることによって、
すっきりとスカートな納まりになり、見栄えも良いです。
そして板金下地が終わるといよいよ外壁張りのスタートです。
いろいろな配線や障害物があり、張るのに苦労しました(;^_^A
ベランダの補強用丸柱部分をくり抜き加工したところです。
既存との取り合いのコーナー部分です。サイディングの切り口が見えています。ここに加工してきた、コーナーを取り付けて完了です。
コーナー取り付けて完了です!
外壁をくり抜いた部分はシーリング処理で防水します。
お客様も大変喜んでくれました。
ありがとうございました。