降雹被害による、カーポート屋根の改修工事を行わせていただきました。
現地調査に伺った際、被害の大きさに驚きました。
近隣を見渡しても、あちこちのお宅のカーポート屋根が破損していました。
窓ガラスが破損していたお宅も、多々ありました。
雹の大きさが、大きいものだとゴルフボールくらいあったという事です。
今回の被害状況を踏まえて、また同じような雹が降っても、被害が出ないことを優先して考え、ガルバリウム鋼板で施工してみては、という提案をいただき、今回の工事に至りました。
使用材は、横葺き屋根材カラーガルバリウム鋼板t-0.5mm厚を使用しました。
一般的な屋根材は、厚みは0.35mmが主流ですが、下地がアルミ骨組みなので、0.5mmと厚もので施工しました。
施工前、被害状況です。
既存のポリカ屋根を撤去しました。
軒先から施工していきます。
ドリルビスでアルミ桟へ、止付けていきます。
片側が葺き上がり、反対側も同じ様に施工していきます。
屋根本体が終わり、写真はてっぺんの棟部分の取付です。
すっきりと見せるために、平たく加工しました。
横から差し込みます。
屋根本体は完了しましたが、両側部分の端部が断面が見えてしまうので、端部カバーを取り付けます。
加工してきた端部カバー、アングル型です。
水下側から取り付けて行きます。
端部カバーも取付けを終え、工事完了です。
屋根の裏側です。
カーポートへガルバリウム鋼板を施工する工事は、自社では初めての工事で、前例がなかったので仕上がりがどのようになるか、多少の懸念がありましたが、完成してみるととても綺麗な仕上がりで見栄えも良く、お客様も大変喜んでくださいました。