茨城県古河市 M様邸 屋根応急処置

以前から雨漏り修理、屋根の営繕工事をさせていただいてるお客様からの依頼で、台風15号19号のあとから雨漏りがするようになった箇所があるとの事でしたので、長梯子で2階屋根の雨漏りが発生した箇所の真上部分を点検しました。

すると、下からは見えない場所の屋根材が1枚無くなっていました。

恐らく台風で飛ばされたと思われますが、改めて台風の威力の強さに驚きました!

軒先の1枚は飛ばされ、2段目の屋根材は割れていました。

下葺き材(ルーフィング)がむき出しになっている部分をよく見ると、ピンホールがありました。

恐らく、この箇所から雨水が浸入していたものと思われます。

車に常備してあるカラーGL鋼板で、応急処置を施しました。

接着剤を用いて、カラーGL鋼板を既存屋根へ差し込みました。

これで応急処置は完了ですが、屋根全体を点検してみると、至る所に劣化が見られ、ひび割れなども多く、室内までは雨漏りがしていなくとも屋根材の裏側には雨水が浸入していると思われます。

このようなを状況をお客様にご説明し、今後も部分的な修繕工事では対応が難しくなるため、屋根全体の改修工事(カバー工法)のご検討をお勧めしました。